1982年頃、上野駅にて撮影

<愛称>
「夕鶴」という鶴はいない。「鶴の恩返し」を素材にした木下順二の戯曲の題名であるが、これが語源とも思えない。
夕方〜夜に飛ぶ鶴をイメージして、夜行特急の名称にしたのではないでしょうか。
<歴史>
1965年に客車特急としてデビュー。その後583系電車寝台を加え、一時は7往復まで増えました。 それでも多客期は混んでいて、本数が多い割には寝台券の取りづらい列車のひとつでした。
その後減便され、1985年からは3往復に。1988年、「北斗星」が新設されると客車の「ゆうづる」は廃止、電車寝台も1993年に廃止、ついに「ゆうづる」の名は消えました。
<思い出等>
青森まで一度乗車した。途中で目が覚めて、雪の降る外の景色(夜中ですが)を見ていた。

→客車のゆうづる